インプラント治療とは?
その上に人工の歯(上部構造)を取りつけることで、機能的・見た目の回復を図る治療法です。
天然歯に近い噛み心地が得られ、周囲の歯を削る必要がない点が特徴とされています。
しかし、インプラントは 「埋めれば終わり」 の治療ではありません。
たとえば、インプラント治療を受けた方の約2人に1人が、9年後にインプラント周囲炎(歯周病のように骨がとけてくる病気)を発症しているという報告もあります。
長期的な成功には、定期的なケアと診断が不可欠です。
特に、加齢や通院困難などによりメインテナンスが不十分になると、骨が溶けてインプラントが脱落するリスクもあります。
そのため、治療前の検討と準備が重要です。
当院では、インプラントの現状や将来的なリスクを正しくご理解いただくことを大切にしています。