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大きなう蝕や外傷などの原因により歯の神経の一部分および全部に不可逆的な炎症が生じた場合、
また過去に処置された根管治療を再度やり直す必要がある場合におこなう治療。

「歯の神経の治療」(根管治療)とは?

歯の内部の神経が入っている部分に、むし歯などが原因で 細菌感染 が起こった場合に行われる消毒の治療で、歯を残すための「最後の砦」とも言われる非常に重要な治療。
細菌を取り除く治療のため、再発のない成功率の高い治療には、ラバーダム防湿での再感染の防止 に加え、顕微鏡など拡大下での緻密で繊細な治療が不可欠。
根管治療が必要になった歯は、根管に器具を入れるための入り口や、感染を除去するために歯質の切削が伴います。
そのため、治療により薄くなった歯は、破折・抜歯のリスクがおよそ70%増加するともいわれています。 ​
治療を繰り返すたびに歯の厚みは失われるため、適切な治療を受けることが重要です。
神経の状態と炎症の範囲を知るためには十分な検査が必要であり、その検査で得た情報から適切な診断と適切なタイミングでの治療介入が可能になります。

【あなたが当院で得られるメリット】

◎正確な診断をしてもらえる(神経の仕組みを熟知しているため)
20年以上、神経の専門として、一般の歯科医院で治癒しなかった多くの歯を救い続けてきた実績があり(歯学部学生や歯科衛生士、研修医への教育も行ってきた知識)、海外の専門医からそのプログラムを受講したことで、経験値だけでなく世界のトップクラスの診断・治療を正しく理解・実践し、質の高い治療を提供することを心がけています。
◎徹底した神経の保存をしてもらえる
歯を長持ちさせるには、神経を取る治療をできるだけ回避する必要があります(歯が薄く、割れやすくなるため)。歯がしみる・痛い・むし歯が大きいだけで安易に神経を取らず、神経が回復する炎症なのかどうかを正確に診断いたします。
◎どうしても神経を取る治療が必要になった場合でも
いきなり神経を全て取る(保険診療)のではなく、神経の表層のみ取る・部分的に取るなど、神経を少しでも残すために段階的な治療が可能かを丁寧に診察いたします。
◎根の治療が必要になった場合、繊細な処置をおこなってもらえる
丁寧な治療を行うために必要な時間(約1時間半~2時間)を確保。術前・術中・術後のマイクロスコープ写真・動画による説明を含み、処置時間は症例やご希望により決定いたします(保険診療では現実的に難しい内容を提供)。

精密治療に不可欠なマイクロスコープを20年以上(国内最長クラス)ほぼ毎日使用している実力を提供。自分の治療中の歯の状態をわかりやすく写真や動画で知ることができます(患者集めのためにお飾りで置いている歯科医院も多いそうです…)。

治療の長期的な成功率を上げるための無菌的処置に不可欠な隔壁は、天然の歯の形態(治療中の歯みがきのしやすさも考慮)を再現して作製。不適切な隔壁はむし歯・歯肉炎・かみ合わせの不調を誘発するためです。

神経の保存治療
通常、神経を除去しなければならないと言われるレベルの大きなう蝕に対して、細かな診断の結果、神経を一部もしくは全部「保存を目指す方法」

▶ステップワイズエキスカベーション

33,000円(税込)
う蝕部分を数回に分けて除去することにより神経を保存する方法

▶部分断髄法

44,000円(税込)
感染したう蝕が神経部分に完全に到達している場合、一部の感染した神経を除去し、残りの神経を残す方法

▶生活歯髄切断法

44,000円(税込)
感染した神経部分が多い場合、広範囲の神経を除去し、根の部分の神経を残す方法
※ 神経保存処置後の経過観察により予後不良な場合、神経除去治療に移行する場合もあります。
(術前の神経のダメージ状態により、成功率は異なります)

根管治療
▶ 抜髄

前歯:110,000円(税込)
小臼歯:121,000円(税込)
大臼歯:132,000円(税込)
進行したう蝕などの感染で、歯の中の神経全体が回復しない状態になった場合、炎症の起こった神経をすべて除去・消毒し、歯を抜歯から守る大切な治療の1つ。治療回数は通常2〜4回で、症例によっては増えることもあります。歯を残すための大切な治療のため、費用も時間も回数もかかります。

▶ 感染根管治療

前歯:143,000円(税込)
小臼歯:154,000円(税込)
大臼歯:165,000円(税込)
・ 進行したう蝕などにより、神経が壊死し感染が広がっているもの。
・ 過去に神経の治療を受けた歯が予後不良な場合の「やり直し」の治療。感染範囲が広いこと、過去の治療材の除去・歯の失われた部分の補修など、
抜髄治療よりも処置内容が多く難易度が高い。治療回数は、平均3〜6回で、症例によっては増えることもあります。長期的に経過を観察する場合もございます。歯を残す最後の治療(他に外科処置が可能なケースもあります)の1つともいわれています。大切で難易度の高い治療のため、費用も時間も回数もかかります。

その他の根管内処置(必要な場合のみ、根管治療に追加される費用です)
▶ 根管内異物除去

22,000円(税込)
感染根管治療時、過去の治療における破折した器具などの除去。

▶ 穿孔閉鎖処置

22,000円(税込)
特に感染根管治療において、歯質に穴があいてしまっている場合に封鎖する処置。神経、根管治療は、基本的に治療回数が複数回にわたる場合が多いです。
​※2回目以降の費用: 再診料:3,300円(税込)/回​
​(ラバーダム防湿、消毒液、貼薬剤、ディスポーザブル器具などの消耗品や、器具の滅菌消毒にかかる費用・人件費を含みます)

※根管治療に必要なコンポジットレジンの隔壁(薄い歯質の補強の壁)やCT撮影は費用に含まれます。​
※根管充填剤(根管治療後に根管部に最終的に詰める材料)の種類により別途費用が発生することはございません。​
※根管内部の処置(前処置は除く)は通常2~4回ですが、根管形態や難易度により回数が増加します。
※すべての治療において、高倍率ルーペやマイクロスコープを使用した精密治療の費用となります。